Windows Storage Server 2008とGPTブート
会社用に新しく入ったファイルサーバで試してみたのだけど、Windows Storage Server 2008はGPTディスクからのブートに対応していないようだ。
OSインストール時にはパーティションを設定する画面で2TBのボリュームと残り容量のボリュームが分かれて見える。2TBのボリュームにOSをインストールして起動後にディスクの管理を見るとMBR形式になっていて、2TB以降の領域を使うことができなかった。
RAID構成用にAdaptec RAID 51645を使っているので、RAIDカード側でOS用に100GBのボリュームを切って残りを別ボリュームにすると、OSからは別の物理ディスクとして認識され、GPT形式で初期化してすべての容量を使うことができた。
Windows Storage Server 2008はGPTディスクからの起動には対応しないが、データドライブとしてはGPTを使える。
せっかくなのでCrystalDiskMarkを走らせてみた。
HBA: Adaptec RAID 51645
HDD: HDS722020ALA330 * 7台 / RAID5 / WriteBack Cache ON*1