データを失わないためのバックアップ 7つの心得

1.外付けディスクにデータをバックアップする

    • 内蔵ディスクと同じかそれ以上の容量の外付けディスクを用意しましょう
      • NASかファイルサーバがあればよりベターです。 バックアップデータはインターネットを経由してどこからでも参照できます

2.OSのイメージバックアップはあきらめる

    • リストアしたいと思った時にはOSは新しくなっています。ハードも新しくなっています。OSイメージは役に立たないでしょう
      • イメージバックアップソフトとライセンスキーはいつも手元にありますか? 新しいOSやハードに対応していますか?
    • 私が欲しいのは3ヶ月前の.tibファイルではなく、昨日書いたコードやドキュメント、画像、楽曲ファイルです
    • 安心してください。データバックアップがあればすぐに別のPCに繋いで仕事が再開できます

3.バックアップは全自動で実行する

    • バックアップソフトを起動し忘れていたり、バックアップディスクの電源を入れ忘れていませんか?
      • バックアップはタスクスケジューラで自動実行しましょう
      • バックアップディスクの電源は24時間入れっぱなしにしましょう。 省エネモデルを選ぶのは良いアイデアです

4.バックアップログを取る

    • バックアップは毎日実行されていますか? 大切なデータは本当にバックアップされていますか?
    • 時々ログとバックアップディスクの内容を確認しましょう

5.1日1回フォルダ構造をそのまま全てコピーする

    • ミラーリングコピーができるソフトを使いましょう。 例えばRobocopyなど
    • ディスクを節約するために選択的なバックアップをしないでください。バックアップしなくて良いのはOSだけです
      • 選択的なバックアップは、必要な物がバックアップされていたかどうかあなたを悩ませる原因となります
    • OSをバックアップしなくてもCドライブのユーザデータは取っておきましょう。お気に入りやデスクトップなどきっと役に立ちます

6.バックアップディスクをバックアップ以外の用途に使わない

    • バックアップディスクが壊れたときにできるのは、代わりのディスクを買ってきて粛々とバックアップジョブを走らせることだけです
    • バックアップディスクのバックアップディスクを用意する? それは良いアイデアですね

7.RAIDはバックアップではない

    • ディスクが壊れたときに誰がそれを教えてくれますか?
      • 全ての冗長性が失われてOSがクラッシュしたときに初めてディスクが壊れたことに気づくでしょう
    • 正常なディスクを取り外してしまいました
    • ディスクを交換したら2本ともまっさらになりました
    • 同じ型番のディスクはもう手に入らないようです
    • 新しいマザーボードにつないだらRAIDが認識されませんでした
    • 認識しましたが繋ぐポートを間違えてRAIDが壊れました
    • 間違って上書きしたデータを取り出したいのですが・・・