BUFFALO LinkStation LS-XH1.0TL を USB-HDDでバックアップする設定メモ
接続可能なUSB-HDD
BUFFALOのサイトから対応機種を確認する
http://buffalo.jp/taiou/kisyu/item/usb-hdd/
フォーマットの選択
マニュアルより引用。
・LinkStationのUSBコネクターに接続したハードディスクがFAT32/16形式でフォーマットされている場合、次の制限があります。XFS形式またはEXT3形式でフォーマットすることをおすすめします。
・(FAT32/16形式の制限事項1)FAT16形式では1ファイル2GB以上、FAT32形式では1ファイル4GB以上のデータはバックアップできません(エラーが発生し、バックアップが途中で停止することがあります)。
・(FAT32/16形式の制限事項2)Mac OS Xで自動作成されたファイル(.DS_Storeなど)がある場合は、ファイル名にFAT16/32形式では使用できない文字が含まれているためバックアップできません(エラーが発生し、バックアップが途中で停止することがあります)。
4GB以上のファイルが含まれる場合はXFSかEXT3でフォーマットした方が良い。
WindowsPCに直結したときにファイルが参照できないが、UbuntuのLiveCDで起動してネットワーク経由で取り出したりできるのでそれほど問題にはならないと思う。
また、http://www.miraclelinux.com/technet/document/linux/training/1_3_3.html によると、XFSはメタデータのみジャーナル対象、EXT3はメタデータ、データともジャーナルの対象になるので、EXT3を選択した。
バックアップの設定
マニュアルより引用。
通常バックアップ
バックアップ元からバックアップ先へ全てのファイルがバックアップされます。
上書きバックアップ(増分バックアップ)
1度目に通常バックアップと同様に全てのファイルをバックアップします。2回目以降にバックアップ元にAファイル追加、Bファイル削除されていた場合、バックアップ先へAファイルを追加し、Bファイルは削除しません。バックアップ先の容量は削除されないファイル分増加します。
上書きバックアップ(差分バックアップ)
1度目に通常バックアップと同様に全てのファイルをバックアップします。2回目以降にバックアップ元にAファイル追加、Bファイル削除されていた場合、バックアップ先へAファイルを追加し、Bファイルは削除されます。バックアップ元とバックアップ先の容量は同じとなります。
マニュアルには上のように書かれているが、ディレクトリ構造的にミラーリングに一番近い動作をするのは「上書きバックアップ(増分バックアップ)」だった。
他の動作モードでは強制的にバックアップ日時のサブディレクトリが作成され、目的のファイルを探すのが困難な状況になる。
バックアップオプションは以下にチェックを入れた
・バックアップ元が識別可能なフォルダを作成する
→バックアップ元とするディレクトリが複数ある場合にチェックする。全て/にバラ撒かれるのを防ぐ
・エラー終了した場合も強制的に次回バックアップを実行する
→テストしていないがチェックしないよりは良さそう
定期的な運用
増分バックアップでは元のファイルを消したときにUSB-HDD側でファイルが削除されないので、USB-HDDが先に一杯になることが予想される
簡単なのは月一とか定期的にUSB-HDDを空にして、その日のバックアップでミラーさせる
冗長性が無くなるのが許容できなければPCからrobocopyなどを使って手動でミラーリングを行う
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