GMA-4080N交換記録(1)

ノートパソコンの光学ドライブを交換したのでその様子をレポート。


機種は富士通MGシリーズの法人モデル(FMV-830MG)。
内蔵ドライブはPanasonicのUJDA750。


新たに取り付けるドライブは日立LGのGCA-4080N*1


情報収集


BIOS画面またはデバイスマネージャで光学ドライブの接続位置を確認する。

HDDがプライマリ、光学ドライブセカンダリの接続であれば、
MASTER, SLAVE, CableSelectについてはほぼ何も考えずに交換できる。


光学ドライブがプライマリスレーブの場合は、ジャンパ加工が必要になる。

DVDスリムドライブのまとめの、問題点>Master/Slave/CSELの前後を参照。


今回はHDDがプライマリマスター、光学ドライブセカンダリマスターの構成だったので、
この点はクリア。


ベゼル加工&取付


この機種は光学ドライブが収まっているベイにイジェクトレバーが着いているので、ドライブの取り外しは簡単に行える。その代わり、この部分にパーツが被らないようにしなければならない。


最初の難関は、ベゼル(ドライブの正面にあたるプラスチック部分)の加工。

内蔵ドライブのベゼルは最初に正面から見て右下の部分が欠けた形になっているため、
GCA-4080Nのベゼルも右下部分を削る必要がある。


ベゼルの加工にはホットナイフを使用した。

発熱する部分はとても熱いので触れないように注意する。換気もよくしておこう。


ツメで固定されたプラスチックカバーを外す。ツメが固かったのでマイナスドライバーを駆使。
おおざっぱに鉛筆でライン取り。


後は気合いで。

ずぶずぶねっちょり、といった感じでじわじわ切り込みを入れていく。

表裏から切り込みを入れて、ある程度のところでぱきっと取るのが良いようだ。

刃の先端よりも熱源に近い刃元の方が切れる。


後は適当にヤスリをかけて整形。


筐体に収めたところ。それほど違和感なく収まった。

*1:GMA-4080NのDVD-RAM書込無効化モデル(?)。GMA用ファームを当てるとDVD-RAM書込を有効化できる。(2)に続く。